もしあなたの布団にカビが生えたなら、すぐにカビを死滅させるべきです。
布団のカビは少しなら自分で落とすこともできますが、見えないカビ菌までは中々落としきれません。
時間と労力を掛けて処理した割に、カビがしっかり落ちず、またすぐにカビが出てしまうこともあります。
これではやった意味がありません。
あなたが今すぐ布団のカビを完全に落としたいなら、布団クリーニングがおすすめです。
布団のカビを落とすなら、布団クリーニングがおすすめの理由
布団クリーニングはカビを完全に死滅させることができます。
おすすめの理由はこれに付きます。
自宅での手洗い、重曹、エタノールでのカビの除去方法はカビが完全に取れないこともあり、健康への影響を考えるなら布団クリーニングでカビを落とすのが最良の方法です。
布団クリーニングでのカビ落としの方法は、プロの洗濯技術と高温乾燥機でカビの菌を死滅させることです。
【引用】
布団丸洗い前と布団丸洗い後では、真菌、細菌も菌数が大きく減り、
布団丸洗いが細菌や真菌を減少させる事がこの実験でわかりました。
・株式会社総合防菌研究所調べ
・培養期間:一般細菌は32℃で2日間、真菌は26℃で7日間
カビ対策も布団丸洗い|布団クリーニング 羽毛布団クリーニング 信頼のブランド フレスコ|ふとん丸洗い専門店
https://www.e-fresco.co.jp/futon/kabi.html
真菌とはカビのことです。
この図を見ても分かる通り、クリーニング後はカビがいなくなっています。
布団クリーニングの乾燥機は60~90度の高温で完全に乾くまでやるのでカビ菌がいなくなるというわけです。
(真菌と細菌は細胞の構造が全く違いますが、細菌も減少していますね。)
【引用】
子嚢胞子は最も耐熱性が高く、次いで分生子の順となっている。しかし、菌糸は胞子よりも耐熱性が低く、50度でほとんどの菌糸が死滅する。80度において、30分程度の加熱処理によりほとんどのカビが死滅することがわかる。
カビ対策マニュアル 基礎編-文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/08111918/002.htm
このように文部科学省のカビ対策マニュアル基礎編にも書かれています。
布団を洗浄後、高温乾燥することが最も効果の高いカビの除去方法だということがわかるでしょう。
見えないカビ菌も退治できる
布団クリーニングでのカビ取りは、表面に見えるカビとシミだけではなく、目に見えないカビ菌もしっかり落とせるところが魅力です。
目に見えないカビ菌の退治は家庭ではできません。
目に見えない菌が残っているとまたすぐにカビが生えたり、健康にもよくありません。
ですから1度生えてしまったカビをしっかり落としたいなら、自宅での処理ではなく布団クリーニングに出すことがおすすめです。
黒カビの色素ジミは布団クリーニングだと、カビが生えて1ヶ月くらいまでならきれいに取れます。
黒カビが生えて時間が立った布団は薄く色素が残ることもあるそうですが、カビの菌自体は完全に死滅しているので安心できます。
布団クリーニングのカビ取り、お値段はいくら?
布団クリーニングの相場は大体このくらいになっています。
掛布団・敷布団(シングル・ダブルサイズ)の相場
1枚 | 2枚 | 3枚 |
9000~12000円 | 10000~13000円 | 13000~20000円 |
当サイトのランキングに掲載している業者は、カビ取りやカビのしみ抜きに特別料金を設定している業者はありません。
そのため、普通の布団クリーニングの料金でカビ取りをやってもらえます。
布団クリーニングの料金は条件によって値段が大きく違うので、あなたが自分にあった安いクリーニングを探したいならこちらのページを確認してください。
>>【料金比較ランキング】宅配布団クリーニングを相場より安くするには
おすすめのカビ取り布団クリーニング業者4選
当サイトのランキングに掲載されているの業者はどの業者でもカビを死滅させられると公式サイトに載っています。
どこに頼んでもカビはしっかりと取れますが、その中でもカビ取りにおすすめの業者をご紹介します。
カジタク
カジタクのカビの洗浄でいい点は、殺菌効果のあるオゾン水をつかった洗濯と高温での乾燥です。
オゾンは殺菌効果が高く、病院での院内感染予防などに使われています。
布団のカビもオゾン水でしっかりと除去できるのでおすすめです。
オゾン水で洗濯の後、乾燥機で60度以上の熱風を数十分当てて完全に乾かすので、カビは完全にいなくなります。
フレスコ
フレスコのクリーニングでカビに有効なのは、最高100度の熱風をあてる乾燥です。(布団に当たるのは90度くらい)
カビは60~80度の温度で死滅するので、完璧でしょう。
乾燥の工程は色々あり、布団がふわふわに仕上がるようになっているので、高温すぎて布団が傷むことはありません。
また、10種類の洗剤・仕上げ剤を使い分け中綿を傷めずにしっかり洗浄するのもポイントです。
ふとんリネット
ふとんリネットのカビにいいのは、抗菌防臭効果付きの洗剤で洗うことです。
抗菌効果のある洗剤で洗うことにより、布団のカビはしっかりと落とすことができます。
その後60度以上の高温で乾燥していくので、カビをしっかり退治できます。
カビに特化された布団クリーニングがしたいなら
このサイトのランキングに掲載中の業者は、カビ特化のオプションはなく通常料金でカビも取ってくれます。
とはいえ、布団のカビがひどい人はカビに特化したクリーニングを受けたいことでしょう。
楽天市場にあるアイクリーンにはカビ取りオプションがあり人気です。
殺菌+シミ落としのオプションを付けると、カビに特化したクリーニングを受けられます。料金は通常のクリーニング代にプラス1100円です。
カビ特化のクリーニングを受けてみたい人におすすめで、レビューも40件以上あり高評価です。
ふとんにカビが付いたままだとどうなるの
布団にカビを付けたままにしておくと、健康に害が出る可能性があるのですぐにカビを落としたほうがいいです。
もし、カビを落とせないなら新しい布団を買って、カビた布団は捨ててしまったほうが良いくらいです。
カビは様々な不調のもとになることがわかっており、眠っている無防備な時に顔を直に付けて数時間も吸い込む事になっていまします。
それが健康によい訳もないので、布団はクリーニングするか捨てるかしたほうがいいでしょう。
布団のカビの原因と対策
ここでは布団のカビの原因と、カビの予防・対策方法について掲載していきます。
カビが生えにくい環境を整えて布団をケアしましょう。
布団のカビはどうして生えるの?
布団にカビが生える原因は、布団がカビの繁殖に適した環境だからです。
布団にカビが生える主な原因は湿気です。
人間は寝ている時にコップ1杯の汗をかくとわれ、布団には湿気がたまります。
カビの栄養源となる、皮脂・垢・フケ・ほこり・塩分なども布団には付いています。
そして、カビが繁殖しやすい10~30度の温度に保たれやすいです。
これだけ環境が整っていればカビが繁殖しやすいのも納得ですね。
では、カビ自体はどこから来るのかというと、カビの胞子は空気中に漂っているのが普通なのでどこからでもやって来てしまうのです。
カビが生えやすくなる布団の敷き方
布団には元々カビが生えやすいですが、布団の敷き方によってはさらにカビを生えやすくしてしまいます。
あなたは、カビが生えやすいこんな布団の敷き方をしていませんか?
- 布団をフローリングに直接敷く
- フローニングにカーペットを敷きその上に布団を敷いている
- 布団を万年床にする
- 部屋の湿度が高い(結露が多いなど)
- 布団を長期間収納に保管している
- 子供や赤ちゃんの布団
こんな風に布団を敷いている人は、すぐに対策をしましょう。
次の項目でも説明しますが簡単にまとめると、布団は床に直に敷かないようにして、こまめに干すことです。
収納を除湿するように心がけ、長期保管する場合は布団を完全に清潔・乾燥させてから入れます。
部屋の湿度が高い場合は、夏は除湿機を掛け、冬は結露をマメに取る必要があります。
布団のカビの予防3つの方法~やっぱり天日干しが基本
前述したとおり布団のカビの主な原因は湿気なので、布団に湿気がたまらないようにすれば布団のカビは予防できます。
布団にカビが生えないようにする効果的な方法は主に3つあります。
- 天日干し
- すのこで布団を陰干し
- 除湿シート
布団の天日干しには、大量に生えてしまったカビを取るまでの効果はありません。
けれども、布団の湿気を取るので定期的に布団を干すとカビの予防になります。
布団の素材によって干す頻度や干し方が違うので、布団に合った干し方をしましょう。
また太陽の紫外線にはカビを殺菌する効果があります。
住宅事情などで布団が干せない場合は、布団すのこを利用するのもおすすめ。
2つ折りにして立てられるものなら簡単に布団を陰干しすることができ、場所も取りません。
布団すのこの上に布団を敷けばフローリンクに直接布団を敷かずにすみ、毎朝簡単に布団を陰干しできます。
もしあなたが布団乾燥機を持っているなら、起床後すぐに布団乾燥機をかけるのもおすすめです。
また、除湿シートを敷いた上に布団を敷くとカビの予防が簡単にできるのでおすすめです。
除湿シートも敷布団の下に敷くだけで簡単にカビを予防することができますし、フローリングに直敷きになりません。
除湿シートは定期的に天日で干さないと、効果がなくなるので気をつけましょう。
様々な布団の干し方を見るならこちら
>>布団が干せない!乾燥機もない!そんなあなたのダニ・カビ・湿気対策
収納の湿気に注意する
布団をしまうときは、収納の湿気にも気をつけましょう。
押し入れにはすのこを引いたり、除湿剤を置くことで湿気を抑えることができます。
普通の除湿剤よりも、押入れ用の小型除湿機を使ったほうがしっかりと除湿できます。
布団をクローゼットや押入れにしまう時には、ビニールではなく不織布のカバーに入れると空気が通るので湿気が溜まりにくいです。
不織布は合成繊維のものはカビが生えないのでおすすめです。
また、布団圧縮袋を使って保管するときは、布団を清潔にした後、脱酸素剤やシリカゲルを入れます。
布団を清潔にしないで圧縮袋に入れた場合、カビやダニの温床になるので洗って完全に乾かしてからしまうようにしましょう。
なお、布団圧縮袋をつかうと布団が傷むので、大切な布団にはおすすめしません。
布団に生えるカビの種類
布団に生えるカビの種類は主に、黒カビ・茶色(赤茶)のカビです。
その他にも生えたら危険なカビもあるので注意しましょう。
黒カビ
布団に黒い斑点状のカビが生えたら、それは黒カビです。
黒カビは学名をクラドスポリウムといい、家の中ならどこでも生えるカビです。
浴室など特に湿気がこもる場所で生えるので、湿気が多く通気性の悪い収納で布団を保管していると、黒カビが生えやすいです。
黒カビは生命力が強く菌糸を長く伸ばして生えます。いわゆる「カビの根」を下ろすので、カビを取ってもまたすぐに生えやすいです。
自宅での布団のカビ取りはやらないよりはずっとマシですが、カビの菌糸が残ってしまい、またすぐにカビが生えてしまうリスクがあります。
そのため、黒カビが生えた布団の処理は、プロの洗浄技術と高温での乾燥ができる布団クリーニングがおすすめです。
こっちも健康に悪いにゃ
茶色のカビ
布団の茶色い点々やシミの正体はカビです。
茶色いカビの原因も湿気で、繊維に見えないカビが発生し徐々に増えていきます。
そのカビが酸化すると茶色くなるそうです。
布団の茶色いシミはただの汚れではないので、しっかりとクリーニングで落とすことが大切です。
まとめ
- 布団のカビを完全に取るなら布団クリーニングしかない
- 布団クリーニングでは見えない菌糸も撃退できる
- 業者では、カジタク・フレスコ・ふとんリネットがおすすめ
- アイクリーニングにはカビ取りオプションがあるのでおすすめ
- 布団にカビが生えたままにしておくと、様々な不調の原因になる
- カビ予防は、布団は直に敷かない・布団を乾燥させる・収納は除湿する
布団にカビが生えたら暫定的に自分で対処するのはいいですが、都合がつき次第布団クリーニングに出して見えない菌糸も撃退するのがおすすめです。
カビをしっかりと退治しておけば、またすぐにカビが増えてしまうということもなく、健康的にも安心できます。
カビにおすすめの布団クリーニング4選
カジタク
カジタクのカビの洗浄でいい点は、殺菌効果のあるオゾン水をつかった洗濯と高温での乾燥です。
オゾンは殺菌効果が高く、病院での院内感染予防などに使われています。
布団のカビもオゾン水でしっかりと除去できるのでおすすめです。
オゾン水で洗濯の後、乾燥機で60度以上の熱風を数十分当てて完全に乾かすので、カビは完全にいなくなります。
フレスコ
フレスコのクリーニングでカビに有効なのは、最高100度の熱風をあてる乾燥です。(布団に当たるのは90度くらい)
カビは60~80度の温度で死滅するので、完璧でしょう。
乾燥の工程は色々あり、布団がふわふわに仕上がるようになっているので、高温すぎて布団が傷むことはありません。
また、10種類の洗剤・仕上げ剤を使い分け中綿を傷めずにしっかり洗浄するのもポイントです。
ふとんリネット
ふとんリネットのカビにいいのは、抗菌防臭効果付きの洗剤で洗うことです。
抗菌効果のある洗剤で洗うことにより、布団のカビはしっかりと落とすことができます。
その後60度以上の高温で乾燥していくので、カビをしっかり退治できます。
アイクリーン(カビ取りオプション)
レビュー数40以上・ほとんど高評価、楽天市場のアイクリーン。カビに特化したオプションです。