毛布がほこりっぽいと、鼻はズルズル、喉はいがいがしてきますよね?
また、洗ってもなかなか取れない毛布のほこりは汚らしくて嫌な気分に。
ここではそんな状態を解決すべく、毛布のほこりのとり方について掲載します。
毛布のおすすめクリーニングはこちら
-
【宅配VS店舗】毛布クリーニングのおすすめ業者ランキング・値段も比較
毛布クリーニングのおすすめ業者はどこなのでしょうか? 毛布のクリーニングはたくさんありますし、どこに出せばいいのか迷ってしまいますよね。 このページでは、店舗型のクリーニン ...
続きを見る


すぐに毛布のほこりを取っちゃるにゃん

毛布のほこりの取り方
ダニはほこりの中にいます。
当然毛布のほこりの中にもたくさんのダニが居るので、しっかり取って心地よい睡眠をとりましょう。
毛布のほこりを取るには以下の3つの方法があります。
- 毛布を洗濯する
- 毛布を手でこすってほこりを取る
- 掃除機をかける
このあと、それぞれのやり方を詳しく説明します。
毛布の素材や汚れ具合によって、最適なやり方を選んでください。
毛布のほこりを洗濯で取る
洗濯で毛布のほこりを取るのは最も一般的な方法でしょう。
毛布を洗濯するとき初めにやることは、毛布が洗える素材かどうかを洗濯表示で確認することです。
毛布を洗うことのできる洗濯機の容量の目安は、シングルの1枚仕立てなら6キロ以上、2枚合わせなら7キロ以上になります。
洗える毛布の素材
毛布の素材がポリエステル、アクリルの毛布は自宅で洗濯可能です。
マイヤー毛布・ニューマイヤー毛布・マイクロファイバー毛布・フリース毛布など。
天然素材では、綿毛布・ウール毛布は自宅での洗濯が可能です。
ウール毛布はウォッシャブルタイプでない場合、手洗いしたほうが品質を保ちやすいでしょう。

ビキューナの毛は高級素材
天然素材の毛布は洗濯できないものが多いです。
カシミヤ・シルク・キャメル・ビキューナなどの毛布は高級素材であり、自宅での洗濯も不可能です。
下手に洗ってしまうとせっかくの毛布の風合いが台無しになってしまいます。
天然素材の高級毛布を洗うなら、絶対にクリーニングに出しましょう。
毛布を洗濯機で洗う方法
まずは毛布を洗濯機で洗濯する方法についてです。
やり方
- 毛布の目立つほこりを取る
- 三つ折りにしてロール状に丸める
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯機の糸くずフィルターのゴミ・ほこりを取る
- 洗濯コースは、弱流水・手洗い・毛布コースで洗う
- しっかりと乾かす
最初に毛布の目立つほこりを落としておきます。
ほこりが多そうな時はしっかりと払っておくと、仕上がりが綺麗になります。
あとは洗濯ネットに入れて洗濯機で普通に洗濯するだけです。
洗濯ネットに入れると毛布が傷みにくいので必ず洗濯ネットを使ってください。
気をつけてほしいのは、洗濯機の糸くずフィルターに付いているゴミやほこりはあらかじめ取っておくことです。
取っておかないと、フィルターのゴミが洗濯した毛布にくっついて余計汚くなってしまうことがあります。
洗濯機を回す前に確認して掃除しておきましょう。
乾かす時にしっかりと乾かないと、カビやダニのもとになるので気をつけてくださいね。
天日で干せるものは天日でしっかり干しましょう。
また、陰干しの表示がある毛布は日陰でしっかり干すようにしてください。
毛布を手洗いする方法
ウールの毛布を洗いたい時は、手洗いなら洗うことができます。
でも結構重労働なので忙しい人にはおすすめできません。
毛布を洗う前に時間や天気を確認しておきましょう。晴れた日の午前中から洗うのがおすすめです。
注意点は、お湯ではなく必ず水を使うことです。
やり方
- 湯船に毛布を入れる
- 水を毛布が浸かるくらい入れる(お湯はダメ)
- 中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を溶かす
- 踏み洗いする
(または浸け置き洗い) - 水が汚れたら捨てて、新しい水を入れて踏む
(浸け置きの場合は30分置き・その後水の中で軽く振る) - 汚れや泡が出なくなるまでお湯を替えて踏む
(浸け置きの場合は洗剤が落ちるまですすぐ) - 洗濯機の脱水をかける(おすすめ)
踏んで脱水する - しっかり乾かす
手洗いの毛布をしっかり乾かすためには、脱水が肝心なので洗濯機で脱水するのがおすすめです。
ウールの毛布は固くなったり縮んだりしやすいですが、自宅でも洗うことはできます。
強い力を掛けない手洗いがおすすめです。
また、踏み洗いより刺激の少ない浸け置き洗いもおすすめです。
毛布を手洗いする方法をお伝えしたのですが、どうですか?けっこう大変ですよね。
洗う作業は楽でそんなに時間もかかりませんが、すすぎで泡を落とす作業に時間がかかり疲れます。
もしデリケートな素材の毛布を手洗いしたいなら、布団クリーニングに出したほうが時短できて毛布の仕上がりもいいのでおすすめです。


毛布のほこりを手でこすって取る方法
毛布のほこりを手で擦って取る方法は、洗えない素材の毛布や、理由があって洗えない時も気軽にほこりを取ることができます。
しかも掃除機で吸うよりはしっかり取れます。
やり方
- 霧吹きなどで軽く毛布を湿らせる
- 毛並みに沿って軽く撫でる
- 毛に逆らってくるくる円を描くように軽くこする
- 固まってきたほこりを手や掃除機で取る
こうすれば簡単に、毛布の毛に絡まっているほこりを取ることができます。
ゴム手袋を付けてやるのもおすすめです。
また、毛布に毛玉取りブラシやスポンジでこすっても、ほこりはよく取れます。
毛布のほこりを取る時に、静電気が起こって取りづらなら霧吹きをかけると取れやすくなります。

掃除機で毛布のほこりを取る
掃除機で毛布のほこりを取る方法は、日常的なお手入れにおすすめです。
掃除機で毛布を吸い込む場合に、布団用の掃除機ヘッド・ノズルがあると便利です。
布団用の掃除機ヘッドは、便利でほこりがよく取れると評判です。
ダニ対策したいは一家に一台あると便利。
ない場合は、掃除機のヘッドに古くていらないストッキングを被せて吸うと、うまくいきます。
そのままだと、布を吸い込んで掃除機を動かせないのです。
ただ、一々ストッキングをかぶせるのが面倒くさいです。
面倒でホコリ取りがおろそかになるのもよくありません。
布団用ヘッドは安いものもあるので、1つはあったほうがいいでしょう。
また、布団クリーナーは布団用掃除機ヘッドより更に楽ちんです。
布団クリーナーは、使う時さっと出して吸い込むだけなので、ノズル交換の手間もいりません。
布団や毛布のほこりを取るのに特化したものなので、使い勝手もよく楽にほこりを取ることができます。


普通に洗っても取れない毛布のほこりはこうやって取る
前に書いた3つの方法でも取れないようなしつこいほこりを取るためにはどうすればいいのでしょうか?
毛布のほこりが重症の場合は、3つの方法を組み合わせます。
やり方
- ほこり取り(手でこすって取る)
- 洗濯
- ほこり取り(掃除機・または、手でこする+掃除機)
まず、洗濯前のほこり取りの時に「ほこりを手でこすって取る」やり方でしっかりとほこりを取ります。
できる限りほこりを取ったら、洗濯していきます。
洗濯機での洗い方は先ほど書いたとおりです。
洗濯後に毛布をしっかりと乾燥させます。
そこから、さらにほこりを取ります。
乾燥した布団を掃除機で吸い込んだり、コロコロでほこりを取ります。
掃除機やコロコロだけではダメな様なら、また手でこすってほこりを浮かせた後に掃除機やコロコロで取りましょう。
よっぽどほこりが付いている毛布は自分ではやらず、クリーニングに出したほうが時間と手間を節約できます。
毛布も傷みません。

毛布に付いた犬や猫などのペットの毛を効率的に取るには
ペットの毛は絡みやすく、量も多いので毛布が汚くなってしまいますよね。
ここでは毛布などについたペットの毛を効果的に取る方法について、お伝えします。
ペットの毛を一番落とせるのは、前述した「こすってほこりを取る方法」になります。
ある程度毛を落としてから洗濯することで、洗濯機の中に散らばった毛が、また毛布にくっついてしまうのを防止することができます。
また、洗濯機に付いている糸くずネット以外に、ペット用のくず取りを洗濯機に入れると毛が付きにくくなります。
市販のペット専用のランドリースポンジが毛をよくとってくれるのでおすすめ。
洗濯スポンジ 【aisocial・LEONIMAL】FREELAUNDRY(フリーランドリー)などが人気です。

なぜ毛布にほこりが付きやすいのか?毛布のほこりは元々何なの?
なぜ毛布にはほこりが付きやすいのでしょうか?
毛布のほこりとは元々は何なのでしょう。
家庭で出るほこりは大抵は綿ボコリで、繊維のカスなどが集まってできます。
つまり布団やカバー類、毛布自体がほこりの発生源なんです。
布団や毛布のほこりは使っている限り延々と出続けるわけで、つまり一生出続けてしまうわけです。
これが、家中のほこりがなくならない原因です。もちろん毛布のもです。
さらに、冬の乾燥した時期に使う毛布は静電気が起きやすく、ほこりを吸い寄せてしまう上、取れにくくします。
延々と湧き出る毛布のほこりに悩んでいるなら、ほこりがつきにくいマイクロマティーク素材の毛布を使うのもおすすめです。
ほこりの中にはダニが大量にいるので、布団や毛布に付いたほこりも定期的に取らないとよくありません。毛布のほこりも床に掃除機をかけるような頻度で取れるならいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。
洗濯はたまにしかできないとして、掃除機や布団クリーナーをマメに掛けたり、手でこすったりブラシを掛けたりするお手入れが中心になると思います。
とはいえ、どんなに頑張っても忙しい日常の中で毛布のほこりを完全に取るのは不可能です。
毛布のほこりを取っているつもりでも、使い続けるほどに蓄積されてしまいます。
毛布にほこりが増えればダニも増えてしまい、かゆみなどのトラブルが出てしまうかもしれません…。
でも、その問題は簡単に解決することができます。
それは布団クリーニングに毛布を出すことです。
布団クリーニングの頻度は半年~1年に1度でいいので、その時に一緒に毛布も出してしまいましょう。
これだけで毛布に溜まったほこりがプロのクリーニングで完全にOFFできます。
日頃の手入れを完璧にしなくても、年1度だけ毛布をクリーニングに出せばいい状態を保つことができます。
しかも、布団のクリーニングと一緒に申し込むだけで毛布の料金を割り引いてくれる業者もあるのでお得です。
まとめ
- 毛布のほこりを取る方法は主に3つ
- 洗濯で取る
- 手でこすって取る
- 掃除機・布団クリーナーで取る
- しつこいほこりは3つの方法を組み合わせて取る
- ほこりの原因は毛布や布団などの繊維のカス
- 毛布のほこりは年1回の布団クリーニングで完全に取れる
結構面倒くさい毛布のほこり取りですが、マメにやれば鼻のムズムズを確実に減少させてくれる気がします。
面倒なので、手軽にできる掃除機・布団クリーナーを中心にお手入れするのがおすすめです。
洗濯と手でこするのはたまにやるのがいいでしょう。
たくさんほこりが付いている毛布は、はなから自分でやらずクリーニングに出してしまったほうがいいかもしれませんね。



あわせて読みたい
-
【宅配VS店舗】毛布クリーニングのおすすめ業者ランキング・値段も比較
毛布クリーニングのおすすめ業者はどこなのでしょうか? 毛布のクリーニングはたくさんありますし、どこに出せばいいのか迷ってしまいますよね。 このページでは、店舗型のクリーニン ...
続きを見る