猫が布団でおしっこをしてしまい、汚れや臭いに困っている人いませんか?
ペットは愛する家族ですが、布団に粗相した時の臭いは強烈で困ってしまいますよね。
ここでは、猫や犬などのペットが粗相した布団も洗濯可能なクリーニングや、猫のおしっこの臭いが取れるクリーニング業者についてまとめます。
また、猫のおしっこが付いた布団を自分で洗う方法、臭いのとり方、猫が布団でおしっこしてしまう理由なども掲載します。
猫のおしっこが付いた布団は宅配クリーニングで洗うべき理由
猫のおしっこが付いた布団はプロの宅配布団クリーニングに洗ってもらうのが最適です。
布団クリーニングは値段が高いことがちょっとネックです。
しかし、猫がおもらししてしまう理由はストレスが原因になっていることが多く、それ以外には病気の可能性もあります。
そのため、飼い主である私達は布団の洗濯より猫に接する時間が必要なのです。
布団はプロに洗ってもらい、猫と接する時間を確保したほうがいいでしょう。
また、猫は布団におしっこのニオイが残ったままだと、トイレと勘違いしておしっこを繰り返すようになるので、クリーニングでしっかり臭いを落とす必要があります。
ペットが粗相した布団はどのクリーニングでも洗ってもらえるわけではありません。
おしっこの付いた布団に対応しているクリーニング業者で洗ってもらいましょう。
ペットのおしっこが付いた布団がNGの業者とOKの業者の違い
排泄物が付いた洗濯物は、洗濯できる業者とそうでない業者があります。
クリーニング業法の第3条第3項第5号に衛生面の取り決めがあるからです。
猫のおしっこが付いた布団を洗える業者は、設備や条件が整っている行政が認可したクリーニング業者だけなります。
店舗型のクリーニングは水洗いではなくドライクリーニングで布団を洗うことが多いですが、ドライクリーニングではおしっこは落ちません。
また、猫のおしっこがついた布団は引き受けていない業者もあり、店舗に布団を持ち込むのも大変です。
宅配布団クリーニングなら水洗いですし、家の玄関から布団を出せばあとは待つだけなので、猫とじっくり向き合えます。
猫のおしっこOKのクリーニング業者ランキング
猫のおしっこが付いた布団を洗ってもらえるクリーニング業者をおすすめランキングにしました。
どの業者も水洗いで布団をクリーニングするので、水溶性の汚れである猫の尿をしっかりと落とすことができます。
冬は替えの布団も必要ですし、車がなくて布団をコインランドリーに持っていけない人もいるでしょう。
そんな人には貸し布団(レンタル布団)付きの宅配布団クリーニングがおすすめです。
アイクリーン
楽天市場のアイクリーンは、ペットの布団も対応している布団クリーニングです。
アイクリーンはペットのおしっこが付いた布団などに最適な脱臭加工オプションがあります。
猫のおしっこは特に臭いがきついですが、独自の脱臭方法で臭いをなくします。
臭いが取れなくて悩んでいる布団があるなら、アイクリーンの脱臭加工オプションを使ってみてください。
脱臭オプションは布団クリーニングと一緒にカートに入れることで利用できます。
臭いがついて長時間経過した布団には多少匂いが残ることもあるそうですが、楽天のレビューには臭いが取れたとの口コミ・評判がたくさんあります。
布団は完全個別洗いで丁寧に洗浄、しみ抜きもされ、価格も宅配クリーニングにしては安めです。
貸し布団は敷布団のみなので、掛布団が必要な人は他の業者に依頼しましょう。
しももとクリーニング
しももとクリーニングでは、猫や犬などペットの尿や毛の付いた布団を水洗いでクリーニングしてもらえます。
布団を洗濯機で洗う前に予洗いするので、人の目でのチェックも入り布団をキレイに洗浄できます。
ペットのおしっこでできたシミも、しみ抜きしてもらえます。
また、しももとクリーニングは貸し布団(レンタル布団パック)も掛・敷布団の両方があります。冬など、代えの布団がない場合に便利です。
完全個別洗いなので、他の人の布団に汚れや臭いを移す心配もありません。
臭いに関しては、尿が付いてから長時間立ったものは完全には落ちない場合もあるそうですが、時間が経ってないなど状態が軽いものなら完全になくなります。
臭いもできる限り落としてくれるのでおすすめです。
フレスコ
フレスコもペットのおしっこが付いた布団の洗濯を請け負っています。
技術もあり、しみ抜きもやっているのでペットの尿の汚れはしっかり取れます。
ただ、ペットの尿の匂いは軽いものは落ちるかもしれませんが、ものによっては完全に落ちないこともあるそうです。
羽毛布団の価格が安いので、羽毛布団に粗相されたならおすすめです。
フレスコも貸し布団(掛・敷両方)をやっているので、代えの布団が必要な時に便利です。
猫のおしっこの臭いはクリーニングで取れるか
猫のおしっこの臭いは完全に消すことは約束できないとする布団クリーニング業者が多いです。
ただ、猫の尿の程度によっては臭いもちゃんと落ちます。
尿が付いてから時間がたってしまうと臭いも汚れも落ちにくくなりますし布団の中綿に雑菌が繁殖してしまうので、早めにクリーニングに出しましょう。
楽天市場のアイクリーンは、レビューに臭いが取れたとの報告がたくさんあります。
【引用】
諦めていたあの臭いが…
本当に綺麗に消えて戻って来ました。
猫の粗相は、猫を家族と認めていても耐えがたいものがあり、後期高齢者となったうちの愛猫もその例外ではなく、今回オプションを追加しました。
半信半疑でした。でも戻って来た本日の状態では無臭です。シミが残ったと連絡がありましたが気になるものではありませんでした。
(以下略)
親切で丁寧で大満足!
このたび、飼い猫の粗相で敷布団のクリーニングを頼みました。お店によっては、お断りや、できても嫌な顔をするのに、こちらは快く親身になって、ご相談にのってくれました!事前やクリーニング後のメールでもとても丁寧にご対応してくださり、本当に気持ちの良い対応をしてくださいました^_^
仕上がりも、もちろん完璧です!
ふわふわだし、匂いも取れたし、素晴らしいです!
(以下略)【楽天市場】脱臭加工 脱臭料金☆オプション(布団販売と丸洗いのアイクリーン) | みんなのレビュー・口コミ
https://review.rakuten.co.jp/item/1/307029_10000071/1.1/?l2-id=category_item_review
しももとクリーニングのブログに、ペットのオシッコを落とす様子が掲載されています。
【引用】
飼われているペットちゃんが粗相したそうです、、、
臭いもちゃんと付いてます。。
早速、シミ抜きを開始します!
(中略)
シミ、臭い共に完璧に消えています!!
ペットの尿汚れもふとんの丸洗いで解決。|しももとクリーニング
https://shimomoto-cl.co.jp/blog/n20150427-246
しももとさんのブログの例では臭いはスッキリ落ちたようですね。
クリーニングに出す前にやるべき2つのこと
猫が粗相した布団をクリーニングに出す前に、やっておくべきことが2つあります。
- おしっこを布などで吸い取っておく
- 布団を陰干しして乾かす
この2つです。
おしっこは中綿に染み込むと雑菌が繁殖しますので、きれいな雑巾や古タオルなどで水分を取り去っておきます。
雑巾が汚いと雑巾の雑菌と尿が混ざって余計ひどくなるので、きれいなものを使いましょう。布がなければ新聞紙で吸い込んでもOK。
その後陰干しします。
天日で干してしまうと紫外線が尿のシミに当り、色が定着してしまうので、日光に当てないように室内などで干します。
その後、時間を開けず布団をクリーニングに出しましょう。
尿をそのままにしておくとアンモニア臭が濃くなってより臭くなります。
早く布団専門のクリーニングに出して水洗いしてしまいましょう。
猫のおしっこを自分で洗う・臭いを消したい
あまりに繰り返し布団におもらしする場合は、自宅で洗ったり、ペットのおしっこOKのコインランドリーも併用しないと経済的に大変かもしれませんね。
自分で洗うのは時間も労力もかかるし、布団の臭いや汚れは完全にきれいにならないかもしれないので、あくまで補助的に考えてください。
そもそも、猫が何度も布団でおしっこするのは、なにか問題が起きているからなので根本原因を解決するべきです。
おしっこの付いた布団の洗い方
まず、自分で猫の粗相した布団を洗うには、洗える布団でなければなりません。
自分では洗えない中綿の布団は、プロに頼まないと布団が壊れます。
また、プロでも洗えない種類の布団もあるので、注意が必要です。
自分で洗える布団
アクリル・ポリエステル・羽毛布団(キルティングされたもの)
自分では洗えない布団
綿・真綿(シルク)・羊毛・ムートンなどの革製布団・キルティングされてない布団 など
※キルティングされていない布団は羽毛・ポリエステル・アクリルであっても洗うことはできません
※ノンキルトの布団はどのクリーニング業者でも扱っていません
※真綿(シルク)・ムートンなどの革製布団を扱っているのはしももとクリーニングぐらいです
ペットのおしっこの消臭は、熱いお湯を掛けたり、クエン酸やミョウバンスプレーが有効です。
または、市販のペット専用消臭剤が効きます。
以下のページは人間のおねしょの洗濯方法、消臭についてですが猫や犬にも使えます。
是非参考にしてください。
猫にファブリース・リセッシュなどの消臭スプレーは使わない
ファブリースやリセッシュなどの一般的な消臭剤は、ペットがアレルギーを起こす可能性があるので使わないようにしましょう。
ペットは話すことができないので発見が遅れやすいです。
消臭スプレーを使う時はペット専用の安全な消臭スプレーを使うようにしましょう。
猫が布団でおしっこをする原因・再発を防止するには
猫が布団など、トイレ以外で粗相する原因には様々なものがあります。
ストレスや病気が原因のこともあり、なるべく早く気がついて問題を解決してあげる事が大切です。
何度も繰り返し布団でおしっこされるのは大変なので、早めに根本原因を取り除くのが猫にとっても飼い主にとってもストレスが少ない解決方法です。
粗相が何度も続くと飼い主の方もイライラしてくるものですが、布団へのおしっこはストレスや病気が原因なので、猫を大きな声で叱ったりするのは逆効果ですし可哀想なのでしないようにしましょう。
ストレス
布団などトイレ以外の猫のおしっこの原因で最も多いのがストレスと言われています。
猫は不安や不満があると、おしっこで不満を表現することがあります。
狭すぎるところに閉じこめる・遊んであげていない・多頭飼している・新しい猫(ペット)が来たなどの変化は猫にとってストレスになります。
トイレのストレス・トイレに不満がある
猫にはトイレが原因のストレスも多いです。
トイレの数が少ない・トイレが汚れている・トイレを新しくした・トイレの位置を変えた・トイレの砂を変えた、などでもストレスを感じます。
猫のストレスに気がついたら、猫の不満を取り除いてあげることが大切です。
また、多頭飼している場合は、どの猫が粗相しているのかを確かめて、その猫のストレスを取り除くようにしましょう。
多頭飼している場合は、トイレの数が少なくて粗相するようになることもあるので、猫の数+1個トイレを用意しましょう。
猫1匹でも2階やロフトにトイレを増やすことで、粗相がなくなったというケースもあります。
病気が原因(泌尿器・下部尿路疾患)
布団以外の場所にも粗相をすることが多ければ、F.L.U.T.D.(猫の下部尿路疾患)という病気にかかっている可能性が高いです。
F.L.U.T.D.には、特発性膀胱炎・頻尿・痛みを伴う排尿・尿結石・血尿・尿道閉塞などがあります。
尿にトラブルが起こり猫の意思ではどうにもなりませんし、最悪尿が出なくなり命に関わります。
猫が布団に粗相したら、病気ではないか特別に気にかけてあげて、病気のようならすぐに医師の診断を受けましょう。
スプレー・マーキング
普通のおしっことは違う濃い匂いの尿をお尻を上げてするのがスプレーです。
主に去勢していないオス猫が性ホルモンの影響で、発情期やメス猫の気を引きたいときにすることが多いです。
大体は去勢手術すると収まります。
去勢後にもストレスなどでスプレーしたり、メス猫でもスプレーすることがあります。
室内で何度もスプレーするのは、生活環境にストレスを感じている場合があります。
トイレの側で餌をあげたりベッドおいたりしているなら、それがストレスになっているかもしれません。
去勢してストレスもないはずなのにスプレーをやめない場合は獣医さんに相談しましょう。
スプレーを解決する方法に、フェリウェイ スプレーというホルモンを利用したスプレーなどもあります。
このスプレーは、掛けておくとその場所におしっこをしなくなるというものです。
羽毛布団に粗相を繰り返す
羽毛布団などの動物性の中綿の場合、鳥の臭いを感じてそこにおしっこをすることがあるようです。
人間には分からなくても、猫の嗅覚では鳥臭くて気になるのかもしれません。
また、羽毛布団に限りませんが側生地がつるつるしていてシャカシャカ音がなるような素材の場合は、猫砂の上と勘違いしてトイレしてしまうこともあるようです。
その場合、布団の上に別の質感の毛布などを掛けると収まることがあります。
猫が布団に繰り返しおしっこする・以前した尿の臭いが消えてない
以前、粗相したことのある布団の同じ場所に繰り返しおしっこをする場合は、臭いが消えておらずトイレと勘違いしているかもしれません。
しっかり洗ったと思っていても、人間には感じることのできない臭いを猫が感じている可能性があります。
その場合は布団をしっかりと洗い直して、消臭する必要があります。
自分で洗うよりプロのクリーニングで洗ってもらったほうがいいでしょう。
また、トイレを増やしたり清潔にしてそっちでするように促したり、布団にペット用トイレシートを何枚も貼り付けて予防する方法もあります。
まとめ
- 猫のおしっこが付いた布団の洗濯は布団クリーニングがおすすめ
- 猫の粗相はストレスや病気が隠れているので、猫に向き合うようにする
- 布団のケアはプロに任せる
- ペットの粗相した布団対応のクリーニングで水洗いで洗う
- 自分で洗う時は人間のおねしょと同じように洗う
- 猫の布団のおしっこの根本原因を解決する
猫の布団でのおしっこは、ストレスや病気のサインかもしれません。
粗相があったら普段より気にかけ、猫のストレスや病気に向き合うための時間と労力を確保しましょう。
布団の洗濯はプロのクリーニングに任せるのがおすすめです。
布団も壊れず、汚れも臭いも自分で洗うより良く取れます。
アイクリーン
楽天市場のアイクリーンは、ペットの布団も対応している布団クリーニングです。
アイクリーンはペットのおしっこが付いた布団などに最適な脱臭加工オプションがあります。
臭いがついて長時間経過した布団には多少匂いが残ることもあるそうですが、楽天のレビューには臭いが取れたとの口コミ・評判がたくさんあります。
貸し布団は敷布団のみです。
しももとクリーニング
布団を洗濯機で洗う前に予洗いするので、人の目でのチェックも入り布団をキレイに洗浄できます。
ペットのおしっこでできたシミも、しみ抜きしてもらえます。
また、貸し布団(レンタル布団パック)も掛・敷布団の両方があります。
臭いもできる限り落としてくれるのでおすすめです。
フレスコ
フレスコもペットのおしっこが付いた布団の洗濯を請け負っています。
技術もあり、しみ抜きもやっているのでペットの尿の汚れはしっかり取れます。
羽毛布団の価格が安いので、羽毛布団に粗相されたならおすすめです。
フレスコも貸し布団(掛・敷両方)をやっているので、代えの布団が必要な時に便利です。