「市販のダニ用スプレーは体に悪そうだから使いたくない」そう思いませんか?
うちには殺虫剤の入っていないダニよけスプレーもありますが、正直、布団など肌に直接触れるものには使いたくありません。
そんな折、ダニよけスプレーは簡単に手作りできるということを知って早速作ってみました。
今回私が作ったダニよけスプレーは、ハッカ油スプレーとレモンアルコールです。
それが思っていたよりも「超便利!」だったので、
素材や作り方・注意点・何に使えるか・効果などをお伝えします。
ダニにももちろん効果がありましたが、
ダニ対策以外にも色々使えるので、ぜひ作ってみてください。
作って損はありません。
どちらも便利ですが、違う特徴があるので、この記事を参考に好きな方を作ってみてください。
ただし、猫やフェレット、小鳥などを飼っている人は、絶対に使用しないでください。
ハッカ油やレモンの香り成分は猫などには毒となってしまい、最悪の事態も有りえます。
猫などを飼っていない人にとっては安全で、香りも楽しめ、リフレッシュ効果もあるのでおすすめです。
※ダニよけスプレーを作って試した執筆者の家には猫はいません。
手作りのダニよけスプレーを作ってみよう
手作りのダニよけスプレーは、人体に安全なものだけで作れるので気兼ねなく使うことが出来るのがメリット。
ハッカ油スプレーはハッカ油とエタノールと精製水(水道水でも可)、レモンアルコールはレモンの皮とエタノールだけでできるお手軽さなのに、ちゃんとダニよけ効果があります。
しかも、殺虫剤なし・天然素材なので安心です。
ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油と言えば「北見のハッカ油」が有名ですが、もちろん他のハッカ油でも作ることが出来ます。
ハッカのスッキリとした香りが爽やかで、リラックスもできます。
ミント系の匂いが好きな人には特におすすめ。
材料
【100ml】
- ハッカ油 10~20滴
- 無水エタノール 10ml
- 精製水(水道水でも可) 90ml
- スプレーボトル(PP、PE、ガラス容器)
※ポリスチレン(PS)以外を使用(後述します)
作り方
- スプレーボトルにエタノールを10ml入れる
- ハッカ油を10~20滴入れてよくかき混ぜなじませる
- 混ざったら精製水を入れる
消費期限
1週間~10日
保管
風通しのいい涼しい日陰で保管
メモ
上記のレシピのハッカ油をアロマオイル(精油)に変えれば、他の香りのダニよけアロマスプレーを作ることも出来ます。
使う精油は、レモングラス・ユーカリレモンなど。
これらのレモンの様な臭いがする精油はダニ忌避の効果があります。
ハッカの香りが苦手な人はこちらを試してみましょう。
無水エタノールと表記されていますが、うちには消毒用エタノールしかなかったのでそっちで作りましたが大丈夫でした。
ハッカ油スプレーは約1週間しか保たないので、使い切るために30mlの少量で作るのもありです。
30mlのレシピはこちら
【30ml】
- ハッカ油 6~10滴くらい
- 無水エタノール 3ml
- 精製水(水道水でも可) 27ml
精製水がなければ、水道水でも大丈夫です。不純物が気になる人は精製水を使用してください。
作り方のコツは、先に精製水をハッカ油に混ぜると上手く混ざらず分離するので、必ずエタノールとハッカ油だけ最初に混ぜます。
その時、かなり振って混ぜないと分離してしまいます。
分離してしまった時は、数分間激しく振ればなんとかなります。
香りの強さはお好みで、初め10滴入れてその後調整するといいでしょう。
赤ちゃんの虫除けなどに使いたい場合は、入れるハッカ油の量を10滴以下にしてください。
うちのハッカ油は近所のドラッグストアで購入した、天然ハッカ油(健栄製薬株式会社)です。
食品添加物なので、食べ物や飲み物に使うことも出来ます。
同じ健栄製薬株式会社から出ているものには合成のハッカ油もあるみたいで、こちらは飲食には使えません。
虫よけや消臭だけに使いたい場合は、合成ハッカのほうが安くておすすめです。
ポイント
ハッカ油は、L-メントール・メントン・リモネンという成分で出来ています。
L-メントールとメントンはハッカのスーッとする成分で、全体の80%を占めています。リモネンは柑橘類の香りです。
メントールには虫除け効果・血管の拡張・消化不良・気分を落ち着かせる効果が、リモネンにはストレス解消効果や鎮静効果があるそうです。
レモンアルコールの作り方
レモンアルコールもハッカ油スプレーと同様、人体には安全なものだけで作るので安心して使うことが出来ます。
ダニが嫌いな匂い成分「シトラール」が入っており、ダニを忌避することが出来ます。
個人的にレモンの香りが好きなので、かなり楽しめるダニよけスプレーとなりました。
材料
【200ml】
- レモンの皮 1個分
- 消毒用エタノール 200ml(ウォッカでも可・アルコール度数75~80度)
- スプレーボトル(PP、PE、ガラス容器)
※ポリスチレン(PS)以外を使用
作り方
- レモンの皮を剥き1×2cmくらいの大きさに刻んで、スプレー容器に入れます。
- スプレー容器に消毒用エタノールを入れて、最低15分置けば完成です。
消費期限
数ヶ月
保管
風通しのいい涼しい日陰で保管
レモンアルコールは精製水で薄めない分、アルコール含有量が多いスプレーになります。
アルコール分が多いので、ハッカ油スプレーよりも日持ちします。
ハッカ油スプレーのレシピでは「無水エタノール」を使いますが、こちらは「消毒用エタノール」を使います。
(私はハッカ油スプレーも消毒用エタノールで作ってしまいますが)
無水エタノールは99%がアルコールなので、除菌効果を得る前に揮発(きはつ)してしまいます。
そのため、アルコール濃度80%の消毒用エタノールを使います。
もし、無水エタノールしか持っていない場合は、エタノールの濃度が80%になるように精製水や水で薄ればOKです。
200ml分なら無水エタノール160mlに精製水40mlを入れると80%に希釈できます。
レモンのアロマ効果
精神的効果は明るい気持ちにリフレッシュしてくれます。不安や混乱を取り除き明晰性をもたらします。
朝や仕事、勉強などの集中したい時に丁度いい香りです。
逆に夜には向きません。
部屋の空気を清浄にして清々しくする効果もあります。
体への効果は胃腸の調子を整える、浄化や解毒、熱を冷ます効果、血行促進、風邪予防の殺菌消毒などに効果的です。
手作りダニよけスプレーの使いかた・効果
作ったダニよけスプレーの使い方は、シュッとかけるだけです。
布団や布製品のダニよけにも吹きかければいいだけ。
ハッカ油・レモンアルコールにはダニの忌避(きひ)以外に、主に3つの効果があります。
- 防虫
- 消臭
- 殺菌
防虫効果
ハッカ油の「L-メントール」には虫除け効果があります。
また、レモンアルコールのレモンには「シトラール」という成分が含まれており、この臭いはダニが殺された時に仲間に危機が伝わるように発散される臭いと同じだとか。
そのため、レモンの臭いを布団にふりかけるとダニが逃げ出したり、新たに付きにくくなる効果があります。
どちらも殺ダニ効果はないので、
スプレーしたところにダニはいなくなりますが、どこかに移動しているだけです。
しかし、毎日布製品にかけるなら、十分な効果だと思います。
防虫効果はダニだけでなく、ノミや蚊、ゴキブリ、ハエ、ムカデにも効果があります。
例えば、コバエの出やすい三角コーナーやゴミ箱、ゴキブリが出やすい冷蔵庫の隙間などに一吹きしておくと害虫がいなくなります。
うちのキッチンにスプレーしたら、すぐにコバエがいなくなりました。
ハッカ油スプレーのダニ忌避(きひ)効果~布団にかけてみた
ハッカ油スプレーを布団にかけたところ、睡眠時の不快なザワザワ感がなくなりました。
それに、ミントの爽やかな香りが布団から漂い、とてもリラックスできます。
ハッカ油には気分を落ち着かせたり、ストレス解消効果、鎮静効果のある成分、L-メントールとリモネンが含まれれています。
寝る前にシューッとするだけで、リラックス感が増しよく眠れる効果もありました。
暑い時期は涼しさアップで寝心地も向上します。
お得だね
レモンアルコールのダニ忌避(きひ)効果~ベットパッドにたっぷりかけてみた
レモンアルコールをたっぷりとベッドパッドにかけたところ、ざわざわした感じがなくなりシーツが普段よりサラサラに感じました。
ベットパッドにはダニがいないと思っていたのですが、勘違いだったようです。
寝そべっていて気持ちが良いです。
レモンは朝に嗅ぐと集中できるのですが、夜のリラックスタイムには不向きなので、朝吹き付けておきました。
夜になる頃には、匂いは飛んでいて気になりませんでした。
レモンアルコールは朝にスプレーして、頭シャッキリ。
ハッカ油スプレーを夜使って、リラックス。
スプレーを2種類作ったので、そんな楽しみ方ができました。
消臭効果
ハッカ油・レモンアルコールの消臭作用は、布団や枕の消臭はもちろん、洗濯物、下駄箱、シンク、ゴミ箱などにも使えます。
一吹きで嫌な匂いが消え、爽やかなミントの香りが広がります。
安全な成分でできているので、キッチンで気軽に使えるのが嬉しいですね。
部屋やクローゼットの臭いにも効果があります。
殺菌作用
ハッカ油やレモンアルコールの殺菌作用は防カビなどに役立ちます。
布団を干す時にシュッと一吹きすれば、カビの対策と爽やかな香り付けが同時にできて便利です。
ハッカ油の「メントール」、レモンの香り成分「シトラール」、エタノールにも除菌効果があります。
レモンアルコールはアルコール濃度が高いので、殺菌作用が高いです。
屋外でも使える
ハッカ油スプレーは屋外でも使えます。
玄関、ベランダ、網戸などにハッカ油スプレーやレモンアルコールをかけておくと蚊などの害虫が入ってきにくくなります。
ベランダの洗濯物にかけておければ、生乾き臭とベランダの虫よけが同時にできます。
ただし、レモンアルコールは、蜂が好きな香り成分も入っているので、屋外では使わない方がいいかもしれません。
また、庭の草木の虫よけや猫よけにも使えます。
猫はこの臭いが嫌いなので、猫に来てほしくないところにいつもかけてておくといいでしょう。
※猫に直接スプレーをかけるのは虐待なので絶対にしないようにしましょう。
ハッカ油は虫除けスプレー代わりになる
また、ハッカ油スプレーは肌にかけることで虫除けスプレーとして使うことが出来ます。
ハッカ油スプレーの虫よけ効果は1時間ほどしか続きませんが、肌に優しく安全です。
市販の虫よけが使えない、6ヶ月未満の赤ちゃんでも使える虫よけになります。
また、犬はこの濃度のハッカ油スプレーを使用することができるので、ノミやマダニ対策に使うことが出来ます。
お散歩前に全身にシュッとかけてあげましょう。
※犬でも濃度の濃いスプレーや、ハッカ油の原液を付けるのは病気の元なので絶対やめましょう。
注意ポイント
レモンアルコールは光毒性(ひかりどくせい)があり、肌にはかけられません。
レモンアルコールの光毒性(ひかりどくせい)については後述します
ハッカ油スプレーで汗臭を消し・涼しく
ハッカ油スプレーは虫よけ効果以外にも消臭効果や涼感があるので、体の臭い対策や暑さ対策にも使えます。
汗臭さを感じる時も一吹きで消臭できます。
暑い時にうなじにスプレーするとかなり涼しく感じます。
布団や洗濯物、キッチンに使っているハッカ油スプレーを、そのまま使い回せるのでコスパがいいです。
手作りダニよけスプレーの注意点
ハッカ油スプレー・レモンアルコールに使う容器に注意
ダニよけスプレーを作る時に使うスプレー容器ですが、
ポリスチレン(PS)というプラスチックで出来た容器を使うと溶けて有害成分が出るので使ってはいけません。
ハッカ油やレモンアルコールに含まれるリモネンという成分がポリスチレンを溶かしてしまいます。
どんな素材の容器ならOK?
ハッカ油で溶けない安全な容器の素材はこちら。
- ポリエチレン(PE)
- ポリエチレンテレフタレート(PET)
- ポリプロピレン(PP)
- ガラス瓶
使っちゃ駄目な「ポリスチレン(PS)」の見分け方
三角のリサイクルマーク中に6と書かれている
四角のマークにPSと書かれている
材質表示にスチロール樹脂と書かれている
ポリスチレンは固い・透明・比較的厚めという特徴がありますが、
ボトルの見た目だけでは区別がつかないと思います。マークで確認するようにしましょう。
使える素材の代表「PET」の見分け方
100均のスプレー容器は大抵がPET素材で出来ていますが、ちゃんとチェックしましょう。
三角のリサイクルマークの中に1
と書かれていればポリエチレンテレフタレート(PET)素材なので大丈夫です。
家に転がっているスプレーもボトルの底に、三角マークに1と書かれていればPET容器なので使って大丈夫です。
ボトルに何も書かれていおらず何の素材か分からないものは、使わないようにしましょう。
ハッカ油スプレー・レモンアルコールを使わない方がいい人・ペット
ハッカ油スプレー・レモンアルコールを使わない方がいい人はどんな人でしょうか?
この項目でまとめたので確認してください。
人間よりもペット、特に猫にとっては、アロマ成分は毒なのでほんの少しも使わないようにしましょう。
妊婦さん
妊娠中はデリケートで不安定な体調なのでアロマオイルなどの匂いがするものは、気分が悪くなってしまうことがあります。
ハッカ油スプレーやレモンアルコールは使用を控えたほうが無難です。
ハッカ油スプレーで使われる「ハッカ」は日本原産のハッカでは大きなトラブルになったことはないそうです。
しかし、ペパーミントという同じミント系のアロマオイルは妊婦の使用は禁忌となっています。
そのためハッカ油も使用を控えた方がいいでしょう。
レモンアルコールの匂いを嗅いだくらいでは妊婦や赤ちゃんの健康に作用するということはないです。
しかし、レモンアルコールの主成分はエタノール(アルコール)なのでたくさん吸い込まいほうがいいでしょう。
ごく少量のアルコールなら母体には影響が無いとされていますが、大事を取って両方共使わない方がいいと思います。
レモンアルコールはアルコールに弱い人はやめた方がいい
レモンアルコールはアルコール濃度80%のエタノールとレモンの皮だけで作るため、アルコール濃度が高いです。
締め切った部屋で部屋中にたくさんスプレーしたり、ベッドなどの寝具にたくさんスプレーすると、アルコールに弱い人は気分が悪くなる恐れがあります。
アルコールに弱い人はレモンアルコールを使わず、ハッカ油スプレーを使用した方がいいでしょう。
赤ちゃん・子供
ハッカ油スプレーはアレルギーなどがないかぎり、赤ちゃんや子供のに使っても大丈夫です。
レモンスプレーはアルコール濃度が高いので、吹きかけている時に子供がそばにいると、アルコールを吸い込んでしまってよくありません。
また、アルコールが揮発するまでは、スプレーしたものや部屋に子供を近づけないようにした方がいいでしょう。
猫・フェレット・小鳥などのペット
猫やフェレット、小鳥などの完全肉食の動物には、ハッカ油スプレーやレモンアルコールの使用は厳禁です。
病気になったり、最悪死んでしまうこともあり得ます。
完全肉食の動物は、アロマオイル(精油)などのニオイ成分を代謝することが出来ません。
分解する酵素を持っていないのです。
そのため部屋でアロマを焚いただけで、体に代謝できない不純物が肝臓に蓄積し、中毒症状から最悪の自体が起こったこともあります。
柑橘類の皮に含まれるリモネンという成分を猫は分解できません。
そのリモネンが、レモンアルコール・ハッカ油の両方に含まれています。
また、リモネンだけだなく、ハッカ油のような植物由来の成分も代謝できません。
犬は完全肉食ではなく雑食なので、猫ほどは影響を受けないと言われています。
しかし、アロマイオルなどのペットへの影響が完全に解明されている訳でもなく影響は未知数です。
犬もアロマオイルで事故を起こしたケースがあるので、注意が必要です。
犬はハッカ油スプレーのレシピくらいに希釈されているなら、ハッカ油は問題ないですが(獣医さんがOKとのこと)、原液を直接塗るのは犬でも厳禁です。
猫に限らずペットを飼っている場合は、アロマオイルなどの天然の香り成分は慎重に使用するようにしてください。
レモンアルコールの光毒性(ひかりどくせい)について
光毒性とは、肌に刺激を与える成分で、光毒性のある成分が肌に付きそこが日光に当たると、赤くただれたり、日焼けしてしみになるなどの症状がでます。
レモンには光毒性のある成分「ベルガプテン」が含まれています。
含有量はそこまで多くないものの、肌にかけないように気をつけましょう。
レモンアルコールを洗濯物の生乾き対策で使う時の注意
使ってみた感じでは、生乾きの臭いを消す力はハッカ油よりレモンアルコールの方が強いと感じました。
ただ、レモンアルコールは黄色いので、ドバっとまとまって掛かると服に黄色の染みができます。
すぐに洗えば大丈夫ですが、大事な服や白い服は避けたほうが良いでしょう。
うちでは、レモンアルコールを生乾きの洗濯物に振りかけて天日で干してみました。
その時は全くシミになりませんでした。
そして、生乾き臭も全く消えてしまったのには驚きました。
このようにレモンアルコールを使っても、シミにならないこともありますが、使用は自己責任でお願いします。
大事な服にはかけない方が無難でしょう。
ポイント
ハッカ油スプレーも消臭効果があるので、シミが心配ならハッカ油スプレーを使う方がいいでしょう。
うちではハッカ油スプレーも生乾き臭の対策で使ってみましたが、臭いをしっかり消すことができました。
レモンアルコールよりも効果が若干薄いですが、それは毎日かけることによりカバーできます。
夜使うならハッカ油・朝使うならレモン
レモンアルコールのレモンの香りは、集中したり頭脳を明晰にする香りで、頭の血流を増やすので使うと目が冴えます。
そのため、夜の布団にはかけないほうがいいです。
眠りが浅くなったり、眠りにくくなります。
逆に朝に使うと、目が覚めシャッキっとするのでおすすめです。
一方ハッカ油は、リラックスする成分が含まれているので、夜に使うのもおすすめです。
特に夏の暑い時期は、ハッカの清涼感で涼しく眠れます。
ハッカ油スプレー・レモンアルコール、どっちがいいの?
ハッカ油スプレーとレモンアルコールどっちが1つを作るとしたら、ハッカ油スプレーをおすすめします。
ハッカ油スプレーもレモンアルコールも同じ様な効果があるので、肌にかけることもできるハッカ油の方がおすすめです。
色も無色なので、シミにもなりません。
また、作るコストがハッカ油のほうが安いのもポイントです。
レモンアルコールは1回で使うエタノールの量が多いので、ハッカ油よりコストが高いです。
作る手間もレモンの皮を刻まないといけないレモンアルコールより、ハッカ油のほうが簡単・短時間でできます。
ただ、レモンの香りの爽やかさが好きなど香りの好みや、日持ちすること、朝嗅ぐとシャキッするなどのメリットもあるので、レモンアルコールにも魅力はあります。
私はハッカ油のほうがおすすめですが、どちらも安全なダニよけスプレーなので、好きな方を作ればいいでしょう。
まとめ
- ハッカ油スプレーの日持ちは1週間~10日
- レモンアルコールの日持ちは数ヶ月
- ハッカ油スプレー・レモンアルコールはダニを忌避(きひ)するが、殺すことは出来ない
- ハッカ油スプレー・レモンアルコールは防虫・消臭・除菌の効果がある
- スプレーボトルにポリスチレン(PS)を使用しないこと
- レモンアルコールはアルコール濃度が高いので、赤ちゃん・子供には注意
- 妊婦はデリケートな体なのでどちらも使用しないほうが無難
- 猫などの完全肉食動物には両方禁忌なので使用は厳禁
自作のダニよけスプレーは、多目的に使えてとても便利です。
ダニ対策が目的で作ったのに、ベランダの虫よけや、キッチン・部屋・洗濯物の消臭に便利すぎてそちらがメインのようになっています。
特に梅雨時から夏場に活躍します。
猫やフェレットを飼っていない人にとっては、中々使えるスプレーだと思いますのでぜひ作ってみてください。
ハッカ油スプレー・レモンアルコールとも、ダニよけにはなりますがダニ退治はできません。(殺ダニ効果はなし)
布団のダニを退治したい場合は、布団クリーニング、コインランドリーの乾燥機、ダニ捕りロボ、布団乾燥機などを使って退治しましょう。
※ダニよけスプレーを作って試した執筆者の家には猫はいません。